青空自主保育とは
でんでんむしの活動をお伝えするとき、私たちは「青空自主保育」という言葉を用いています。
〝青空の下、自然の中で子育てをすること”を指す「青空保育」と 〝幼稚園などに子どもを預けず、親自らが保育を行うこと”を示す「自主保育」、 その2つを合わせて、活動内容がわかりやすいように「青空自主保育」と呼んでいます。
「自主保育・青空保育はこうでなければならない」という定義がないため、団体によって 専任保育者の有無や活動日数、規模、保育時間、内容、預かる子の年齢などはそれぞれ。 そこに集った子どもと親、保育者さんによって有り方は異なり、いろんなカラーがあります。
私たちの活動する湘南エリアでは、「自主保育」とは「施設を持たず、自然の中で子育てする団体に所属すること」 ということが比較的知られているため、散歩中の方に「自主保育の子たち?お山歩き頑張ってね!」なんて応援して頂くこともあります。 2017年10月現在、鎌倉市のHPに掲載されているだけでも、5つの自主保育団体があります。
でんでんむしでは、保育者を中心に、母・父も交代でサポートに加わって、ゆったりたっぷり子どもたちと過ごしています。子どもたちの世界になるべく手出ししない 「見守り保育」の姿勢で、日々活動しています。
『さぁのはらへいこう 』
上記と同じ「なかよし会」の1年間の記録映画。 泣いてばかりだった子どもたちがたくましく山を進む姿に、わが子の未来を重ねて見ることでしょう。
アメリカの生物学者レイチェル・カーソンの名著。「自然の中に子どもが身を置くこと」について興味ある人におすすめ。 自然の中で育児することの重要性を再認識すると同時に、子どもと森に行きたくなります。
<自主保育や自然の中での育児について、理解を深める書籍や映画を紹介します。>
同じ鎌倉エリアの自主保育グループ「なかよし会」さんの保育者、相川 明子さんの著作。 見守り保育とは?といった基本姿勢はもちろん、子どもや親の変化なども書かれており、自主保育の理解にはもってこいです。